帯状疱疹ワクチンについて
- 2022年7月12日
- 予防接種
ささきクリニックでは、帯状疱疹に適用のある2種類のワクチンを取り扱っています。
『乾燥弱毒性水痘ワクチン』は、1987年に水痘(水ぼうそう)ワクチンとして認可され、2016年に帯状疱疹にも適用が拡大されました。
『シングリックス』は2020年1月に帯状疱疹専用の予防接種として認可されたものです。国外では公費扱いにもされている予防成績の優れたワクチンです。
それぞれに長所、短所がありますので、比較表を参考にご検討ください。いつでも気軽にご相談ください。
なお、ワクチン接種のご予約はお電話で承ります。
水痘ワクチンと帯状疱疹ワクチンの比較表 | ||
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乾燥弱毒生水痘ワクチン | シングリックス | |
帯状疱疹発生抑制効果 |
51.3%
|
50歳以上 97.2%
70歳以上 89.8% |
帯状疱疹後神経痛抑制効果 |
66.5%
|
50歳以上 100%
70歳以上 85.5% |
接種方法/回数 | 皮下注射/1回 | 筋肉注射/2回 |
接種間隔 | – | 1回目の接種から2か月後に 2回目の接種を行う。 ※2か月を超えたら6か月後までに2回目の接種を行う。 |
適用年齢 | 50歳以上 | 50歳以上 |
副反応 | 接種部位の痛み、腫脹、発赤 ※3日~7日で消失 |
接種部位の痛み、腫脹、発赤、筋肉痛、倦怠感、頭痛 ※3日~7日で消失 ※水痘ワクチンより副反応が強く出る可能性あり |
長所・短所 | 長所 ・費用が安い ・接種回数が1回 短所 ・予防効果が落ちる ・免疫低下している方には接種できない |
長所 ・予防効果が高い ・免疫低下している方にも接種できる 短所 ・費用が高い ・接種回数が2回 ・副反応が比較的強い |