肝機能異常
- 2021年10月16日
- エコー検査
検診で肝機能、引っかかっていませんか?肝機能異常をそのまま放置していませんか?
成人男性の約 30%は脂肪肝といわれています。
①肥満(過食・運動不足)
②インスリン抵抗性(血糖値がさがりにくい)
ことが原因とされています。
さらに
・脂肪肝の方の10-20%は『脂肪肝炎』
・脂肪肝炎の方は5年間で20%が『肝硬変・肝がん』
に進展すると言われます。
脂肪肝もあなどれません。
検診で肝機能異常を指摘された方は、一度、エコー検査(腹部超音波検査)・詳しい血液検査を受けましょう。
エコー検査では、おなかにゼリーを塗り、超音波プローブをあて内臓を観察します。エコー検査は脂肪肝の有無、肝臓の腫瘤の有無などを検索するのに優れた検査です。肝臓・胆のう・すい臓・腎臓・脾臓・膀胱・前立腺も同時に観察可能です。
また、超音波を利用しているので被曝の問題もなく、患者さんにとって非常に侵襲(体への負担)が小さな検査です。
当院では最新の超音波装置(エコー)を導入していますので、ぜひ一度ご相談ください。